会計事務所と税理士法人の違いって?<キャリアアドバイザーの徒然会計さんぽ>

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みなさん、こんにちは。
最近は台風が多いですね。

台風情報を見るとわたしが決まって思い出すのは、主人公の女の子がサイクロンで家ごと飛ばされて、
不思議な世界に入り込んでしまう『オズの魔法使い』です。

子どものころは、台風もサイクロンも、はたまたハリケーンも違いがわかりませんでしたが、実は今でもあまり違いが分かっていません。
どれも熱帯低気圧ですが、たしか発生した地域や風速が違うのですよね。

前置きが長くなってしまいましたが、今回のコラムは、「会計事務所と税理士事務所、税理士法人って何が違うの?」というお話です。
さっそく説明していきたいと思います。

  

■ 会計事務所と税理士事務所は「同じ」

まず、「税理士事務所」と「会計事務所」の違いを見てみましょう。
と言いたいところですが、実は税理士事務所と会計事務所に違いはありません。

しいていえば、以下3点に違いがあるでしょうか。

①税理士法に定められている名称は「税理士事務所」。「会計事務所」は通称または俗称といえる。

②「会計事務所」を名乗る場合は、税務だけを行っているというよりは、経営コンサルティングやM&Aなどの業務を請け負うことが多い。

③税理士の方が開業する場合は「税理士事務所」「会計事務所」のどちらもありうる。
公認会計士の方が開業する際には「税理士事務所」を名乗ることはほぼなく、「会計事務所」を名乗ることが多い。

とはいえ、「税理士事務所」も「会計事務所」も基本的には同じです。
税理士事務所や会計事務所の求人に応募するときは、名称にはとらわれず、
その事務所が何に力を入れている事務所なのかをしっかり把握することが大切です。

  

■ 税理士事務所と税理士法人の違い

税理士事務所と税理士法人の違いは「組織形態」の違いです。
「税理士事務所」は、税理士の方が個人事業主として個人経営している事務所をさしますが、
「税理士法人」は、2人以上の税理士が所属する法人形態を言います。
「個人事業主」か「会社」か、と考えると分かりやすいかもしれません。

税理士法人化すると、組織形態以外にどんな違い、どんなメリットがあるでしょうか。

◎税理士法人は「支店展開」ができる
わたしが東京で開業した税理士だったとして、「地元の栃木に支店を出したいな」と思っても、
税理士事務所のままでは東京にしか事務所を設置できません。
税理士法人であれば、税理士が支店にいることを条件に複数の支店を展開することができます。
複数の拠点を持っている企業がクライアントの場合には、支店展開をして、
クライアント企業の拠点すべての担当ができますね。

◎税理士法人では事業が継続できる
個人経営の税理士事務所では、代表者が経営を続けることができなくなってしまった場合、
事務所を閉鎖しなければなりません。
税理士法人は法人組織ですので、代表が不在になっても事業を継続することができます。
クライアント企業にとっても、働いている方にとっても安心ですね。

そのほかに、税理士事務所の方が良くも悪くも代表者の影響を強く受けると言われます。
個人事務所ならではのアットホームな雰囲気、風通しのよさが魅力です。
税理士法人では、組織全体で雰囲気やスピード感が決まってきます。
組織としての安心感がありますね。
また、法人は社会保険に加入しなければなりませんから、働く方にとってはその点も魅力かもしれません。

税理士事務所、税理士法人のよさを知るためにも、ぜひ様々な事務所や法人を比較してみてくださいね!

 
 
 


 

 プロフィール 

吉岡 美香
株式会社レックスアドバイザーズ
キャリアアドバイザー

大学院修了後、印刷業界にて約7年間企画営業を務める。
クライアントであった各社人事部との関わりのなかで
社員のキャリアアップ・モチベーションアップにつながるような記事を担当する機会が多く、
自身のキャリアについて考えるようになる。
その後、人材業界にキャリアチェンジ。
会計業界からコンサルティングファーム、知財、企業の管理部門にわたる幅広い分野で、
自身のキャリアチェンジの経験から、転職希望者に寄り添った転職支援に力を入れている。

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