転職活動する前に、まずやっておくこと ステップ5《後編》

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転職活動する前に、まずやっておくこと ステップ5《後編》

▶▶転職活動する前に、まずやっておくこと ステップ5《前編》を読む

前編STEP1~3では、転職を始める前の心構えや確認についてをご案内しました。色々検討して、やっぱり転職する決意を固めた方へ、続けてやっておきたい後編です。

■STEP4 いざ、転職の決意が固まったら

転職目的や叶えたい条件、現状を把握し、転職の決意が固まったら次はプランニングです。
まずは、仕事を続けながら転職活動をするか、仕事を辞めて転職活動をするか活動計画を立てましょう。

<働きながら転職活動>

メリット(1)お金の心配がいらない
転職活動にも交通費の他、現職の勤務スタイルによってはスーツやジャケットを新調する必要もあり、何かとお金がかかりますよね。働いていれば収入は途絶えないので、経済的に安心して活動に取り組むことができます。

メリット(2)焦らず転職活動が出来る
時期や業種によっては転職先がすぐに決まるとは限りません。かといって、「すぐに入社出来るところ」という選び方をしてしまっては、STEP1~3で考えた転職の目的からも外れてしまいますから、きちんと納得できる転職結果にならない可能性も高いでしょう。
働きながら活動すれば、転職したいと思える求人に出会えるまで、じっくり時間をかけることが出来ます。

デメリット(1)仕事が忙しい場合、転職活動する時間が確保できない
仕事をしながらの転職はとても大変です。
残業せずに面接先に向かって18時~19時スタート、帰宅は21時過ぎ、明日もまた7時には家を出る…などの生活が続くと、疲れから転職の意志が薄れてきてしまうこともあります。
いつの間にか活動を止めてしまわないように、強い意志が必要です。そのためにも、前編のSTEP1~3をきちんと実行し、本当に転職したいのか、原点に立ち返れるようにしておきましょう。
また、企業によっては土曜日の面接なども対応出来る場合もあります。調整が難しいときは相談してみても良いでしょう。

デメリット(2)現職に迷惑をかけてしまうことも
面接調整のために早退や定時退社の可能性があることもそうですが、内定が出て急に退職することが決まってしまうと、現職に迷惑をかけてしまうかもしれません。
まずは余裕を持った入社が出来るよう転職先に交渉が必要ですが、それでも引継ぎが十分にできない、大きなプロジェクトに穴を開けるなど、よく聞く話ですよね。
転職、つまり現職を退職するということは、ある程度現職に迷惑をかけてしまうものですが、
開き直って無責任になってはいけません。転職活動中に引継ぎ資料を作成しておく、予め信頼できる上司に相談しておくなど、できることは可能な限りやっておきましょう。現職でお世話になった人が、次の職場ではお取引先になるかもしれません。

<辞めてから転職活動>

メリット(1)転職活動に集中できる
目的意識もしっかりと持て、計画的に転職活動に専念することが可能です。
また、日中に面接日時も調節しやすくなるので、同じ企業の選考を受けているライバルがいても、より早く選考を進めることが出来ます。

メリット(2)空いた時間にスキルアップも
通信で資格を取ったり資格試験に挑戦したり、次の仕事に向けてスキルアップできる時間があります。
転職したい職種に活かせる資格などあれば、面接時のアピールポイントにもなるので挑戦してみるといいですよ。


デメリット(1)経済的に苦しい
一番の問題は固定収入がなくなり、経済的に苦しくなる可能性があることです。
同居家族がいる場合は家族のサポートで乗り切れる場合もありますが、一人暮らしの場合は退職の決心をする前に、転職活動と日々の生活、合わせてどれくらいの資金がかかるか、計画を立てて準備しておくことが必要です。
無職期間が長引く場合は失業保険などもうまく活用し、生活基盤を整えながら焦らず転職活動を行いましょう。

・焦りからストレスを感じてしまうことも
なかなか良い結果が出せず、預金残高ばかりが減っていってしまうと焦りを感じてしまいますよね。早く決めなくてはと焦るあまり、本来の転職活動の目的から外れて「とりあえず早く内定を」という思考になり兼ねません。
しかし、STEP1~3で考えたとおり、転職は目的ではなく手段。本来の自分の希望とかけ離れた環境に転職しても、また同じように転職を繰り替えしてしまうだけです。
定期的に友人に会う、転職エージェントを活用するなど、リフレッシュできる機会や相談できる環境をつくりましょう。


結論、「働きながら」「辞めてから」どちらがいいの?
残業が多いなどの理由で、どうしても現職を辞めないと活動できない場合を除き、なるべく働きながら転職活動を行うことをお勧めします。
現職についたままであれば、資金面、心理面での影響を少なく、転職活動をすることが可能ですし、何より本来の転職の目的を見失わずに転職先を検討することが出来ます。

■STEP5 求人を探す

準備が整ったら、条件に合った求人を探して情報収集しましょう。
同じ企業でも求人媒体ごとに掲載内容が異なる場合もありますので、気になる企業があればHPはもちろん、なるべく多くの求人媒体を検索してみることをお勧めいたします。

また転職したい業種・業界などが決まっている場合は、業種に特化した転職サイトを調べてみるのが有効的です。
業種特化した求人会社は企業と深いコネクションがあり、また、求人を担当しているコンサルタントもその業界の知識に精通しているので、自分の希望を叶えるためには何をチェックすればいいのか、専門的なアドバイスや情報もたくさん持っています。

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