スカウト機能を活用しよう!

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スカウト機能を活用しよう!

CMや求人媒体でも、「あなたに企業からスカウトが届くかも!」というキャッチフレーズを最近耳にします。待っているだけで企業からスカウト(オファー)が届くなら、転職活動の時間削減、自分に対して好意的であることが事前に分かるなど、効率よく転職活動が出来ますね。

とはいえ、数いる求職者の中からスカウトしてみたい!と思ってもらうためには、やはり採用担当の目に留まる何かが必要。
こう書くと「どうせ資格や経験がなければスカウトなんて来ない」と思ってしまうかもしれませんが、企業の検索軸は資格や経験だけではありません。転職したい業界に対して未経験である、優位な資格がないという場合でも、レジュメの書き方や項目の埋め方で十分に可能性はあります。
今回は、スカウト機能を活用するために実践してほしいポイント3点をご紹介いたします。

■項目は全部埋めるようにする

基本ですが、スカウトページにある項目はなるべく漏れのないように埋めましょう。
項目が存在しているということは、それを使って企業が検索する可能性があるということ。希望年収が合う方、企業と近い立地に住んでいる方、社内構成年齢と近い方や、逆に人数が少ない年代の方、必要な資格や経験を持っている方、離職中の方など、企業が求職者を探す軸は様々です。そのどれかの入力がなかったばかりに検索に引っかからず、スカウトの目に留まらないというのは、あまりに勿体ないことです。

学生さんの場合、職歴や資格に記載することがないという場合もあるかもしれませんが、その場合も空欄のままにするのではなく、在学中である旨をきちんと記載して、学校で何を学んでいるか、卒業した後はどういう仕事をしたいか等を記載しましょう。新卒採用やインターン募集など、「学生」というキーワードで検索している企業もあるかもしれません。

■検索に使われるキーワードを意識する

前項にも共通しますが、企業の検索軸は様々です。
年齢や資格など、数字やワードが固定されているものは選択肢を選べば良いですが、それ以外にもキーワードを使った検索をする企業もあります。そのため、自由記述が出来る職歴欄の文章量や言葉選びはとても重要です。

例えば、「会計事務所でアシスタントとして5年勤務」という一言のみ職歴を入力していた場合、企業が「税理士事務所」「税理士補助」「会計入力」「申告書作成」「確定申告」「弥生会計」といったキーワードで検索した時にヒットしません。見つけてもらえなければ、実はどれほどマッチした求職者だったとしても、当然スカウトはされませんね。

この場合、概要として「会計事務所でアシスタントとして5年勤務」と置き、詳細として「税理士補助業務の内容(業務内容や使用していたソフト、担当していた顧客の業種や規模感)」を記載すると、検索に引っかかるキーワードが大幅に増えるうえ、スキルレベルや経験値も分かりやすく、スカウトを送る側も受け取る側も、適切な期待値で求人を検討することが出来ます。

また、文章は表情や声色がない分、実際に口頭で伝えるより冷たい印象になりがちです。業務報告であれば、箇条書きや短文で列挙する文章は分かりやすいですが、スカウトの職歴欄は採用担当者に向けた自己PRの場です。箇条書きの文章を面接の自己PRで読み上げたとしたら、どれほど笑顔だったとしても、ぶっきらぼうで投げやりな感じになりませんか?
ご自身に「コミュニケーションを重視される職場では働きたくない」という希望があるなら話は別ですが、「コミュニケーションが取りやすそうで、仕事の依頼もしやすそうな人」と感じられる書き方にして損はありません。
書き方やポイントは、こちらの記事も是非参考にしてみてくださいね。
面接につながる!職歴欄の書き方のコツ
職務経歴って何を書けばいいの?

■自社の採用活動の動きは要チェック

スカウトは基本的に、実際に応募する(選考に進む)まで匿名で受けることが出来ます。とはいえ、まったく求職者の情報が分からない状態では求人企業がスカウト対象者を検索することも出来ないので、個人が特定出来ない範囲で情報公開はされます。
公開範囲は求人サイトによって若干の差異があるので、サイトごとにどの項目がどの範囲まで公開されるのか確認するようにしましょう。

しかし、業務経験や所属会社の規模と場所、持っている資格に特徴がある方などは、年齢や性別などと照らし合わせることで「もしかして…?」と気づかれてしまう可能性もゼロではありません。
特に地方都市や産業としてそもそも数が少ない業種では、「このエリア、この業界でこの規模の会社って、あそこしかないよね」ということも起こりやすいでしょう。そこで活用したいのが【ブロックリスト】です。

名称はサイトによって色々ありますが、スカウトサイトにはほぼ間違いなく「自身を検索されたくない企業からの検索をブロックする機能」があります。在職中でスカウトサイトを使って転職活動をしている方は、自社の採用活動の動向をウォッチしておくとともに、自身でもブロックリストの設定確認、職歴欄で社名を特定できる情報が入っていないか、対策を行うようにしましょう。

■まとめ

スカウト機能は、一度レジュメをきちんと作りこめば、毎日のように求人をチェックしたり、こちらから積極的に働きかけかけたりしなくても良いので、じっくり求人を見る時間が取れない忙しい方はもちろん、今すぐに転職するつもりがない方の情報収集にもお勧めです。

登録した情報も定期的に確認し、メンテナンスをしましょう。新しく資格を取得した、やりたいことが変わった、引っ越す予定があるなど、登録内容が少し変わるだけでまた違う所からスカウトが来るかもしれません。
アカナビでもスカウトを受ける設定が可能ですので、会計・経理業界の転職に興味がある方は、是非アカナビに登録してスカウトを受ける準備をしてみてくださいね。

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