面接につながる!職歴欄の書き方のコツ

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面接につながる!職歴欄の書き方のコツ

こんにちは!アカナビ事務局のDです。
求人情報をチェックして、この求人いいな!と思って応募ボタンを押したものの、職歴を書く欄で手が止まってしまったことはありませんか?自分の言葉で書かなくてはいけない欄は、どうしても面倒に感じてしまいがちですよね。今は時間がないから後でちゃんと考えて入力しよう…と思って中断したら、ついついそのまま応募できなかったという経験、私もあります…。

今回のテーマは、応募後に面接までつながりやすくなる職歴の書き方のコツです。応募した企業から「この人に会ってみたい」と思ってもらうにはどんなところを工夫すればよいのか、まとめてみました。

まずはAさんとBさんが記入した職歴を見てみましょう。

◆Aさん◆
一般企業の経理10年。結婚出産を機に退職。ブランク5年の後、会計事務所経験3年。
扶養の範囲内で週2~3日、1日5時間程度の勤務を希望
使用ソフト:弥生
保有資格:簿記3級

◆Bさん◆
はじめまして。●●と申します。
新卒で一般企業経理の正社員として就職、10年勤務したのち、 出産を機に退職しました。
その後、5年のブランクを経て、自宅近くの会計事務所に パート・アルバイトとして再就職し、会計ソフトを使ったデータ入力や、 決算書作成補助を行っておりました。
3年ほど勤務してまいりましたが、子供が小学生になりましたので、さらにスキルアップをしたく 今回転職活動をしております。
週2~3日、子どもが帰宅する15時頃に間に合うような勤務が希望ですが、将来的には働く時間を増やし、仕事の幅を広げていきたいと考えております。
限られた時間の中でも、これまで経験したことを活かしながら貢献していきたいと思っております。 一度面接の機会をいただけますと幸いです。
使用ソフト:弥生
保有資格:簿記3級

■ポイント①■コミュニケーション力をアピールできる書き方になっていますか?

Bさんは丁寧に文章で伝えて協調性がありそうな印象なのに対し、Aさんは淡々としてちょっとぶっきらぼうな印象を与えてしまいます。
会計事務所は数字を使ってもくもくと行うお仕事かと思いきや、実際は顧客とも社内の人ともコミュニケーションが大切なお仕事。もしあなたが採用担当者だったら、Bさんの方が一緒にお仕事がしやすそう、会ってみたいと思うのではないでしょうか。

応募文の書き方ひとつでコミュニケーションスキルをアピールできるわけですから、活用しない手はありませんよね。職歴の書き方から選考は始まっていると考えて、読み手のことを意識した丁寧な言い方を心がけて記入しましょう。

■ポイント②■経験した仕事の内容は具体的に!

BさんはAさんよりも詳しく、会計事務所で経験した仕事の内容を記載しています。同じ「会計事務所経験が3年」でも、事務所によって経験値はさまざまですので、具体的な項目を挙げることで、自分の能力を正しくアピールすることができます。会計入力だけをしていたのか、決算書作成補助まで行っていたのかでは、印象がだいぶ違ってきますね。

具体的な記載がないと、応募を受け取った事務所は、「うちの事務所で3年働いていたらこれくらいの仕事をしてもらうから、同じくらい出来るかな」と予想するしかありません。正しく経験やスキルが判断出来ない状態で雇用されてしまうと、思っていたより仕事が難しい、前の事務所と全然やり方が違うなど、お互いにとって辛い結果になってしまいかねないので、仕事内容は担当企業の規模感や件数も含め、具体的に記載しましょう。

■ポイント③■自分の要望ばかり押し付けていませんか?

Aさんは自分の要望だけを伝えていますが、Bさんの文面は自分の要望を伝えつつ、「今は限られた時間しか働けないけれども、将来的には時間数も増やしスキルアップして貢献していきたい」という思いを伝えています。
採用担当者からすると、働ける時間などの条件が事前に分かっていた方が検討しやすいという側面もあります。かといってあまりにたくさんの要望を羅列してしまうと、自己主張の強すぎる人、という印象を与えかねません。要望は1~2個にとどめ、簡潔に記載して、前向きな姿勢や長期的に働く意思も伝えましょう。

採用担当者は日々、たくさんの応募者からの応募文に目を通しています。資格や学歴は定型ですが、自由に記入できる職歴欄は、他の人と差をつけられるポイント!まずは良い第一印象で面接につなげられるよう、上手にアピールしてみましょう!
何を書いたらいいか分からない方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
→職務経歴って何を書けばいいの?

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