企業の経理から会計事務所の転職は可能なのでしょうか?<キャリアアドバイザーの徒然会計さんぽ>
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みなさん、こんにちは。早速ですが、読者の方からこんな質問をいただきましたので、ご紹介します。
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吉岡さん、はじめまして。今、会計事務所への転職を考えています。
以前、企業の経理部に勤めておりましたが、出産を機に退職しました。
子育ても落ち着いてきたので、近くの会計事務所で働けたらと考えているのですが、
10年くらいブランクがあるので心配です。わたしでも、会計事務所への転職は可能でしょうか。
(38歳・主婦・えり)
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ご相談ありがとうございます!
えりさんと同じように、ブランクがあることを心配していらっしゃる方は多いという印象を持っています。
今回は、経理職の経験をお持ちの方が会計事務所に転職を考える際に気になることについて、お話していきますね。
まずは、えりさんの質問にお答えします。結論から申し上げると、「はい!会計事務所への転職は可能です」と言えます。
少し前に「『会計事務所』で働くことと『企業の経理』で働くことはどう違うの?」というコラムを書かせていただきました。
会計事務所と企業の経理の一番の違いは、「クライアント」がいるかいないか。
企業の成長を外から支えるか、中から支えるかの違いと言い換えられるかもしれない、という内容でした。
えりさんは、以前企業の経理職で働いていらっしゃったということなので、
会計事務所からは、「クライアントである企業の経理側の仕事内容や仕事の流れを知っている方」というように見えます。
えりさんが入社されることは、会計事務所にとって、心強いことでしょう。
もちろん、ブランク期間に忘れてしまった知識もあると思いますし、
法律も少しずつ変わり、会計ソフトも変わっているので、頭と体が会計業務を思い出し、
慣れるまでに時間が必要かもしれませんが、経理職として働いていた経験が会計事務所にとってマイナスに映ることはありません。
ぜひ、会計事務所への転職を前向きに考えてみてくださいね。
そのほかの質問として多いのが、繁忙期/閑散期についてです。
月末月初が忙しく、月中が落ち着いていること、決算時期が忙しいことは会計事務所と企業の経理で似ているかもしれません。
加えて、会計事務所の場合は、年末調整と確定申告の対応がある12月ごろから3月にかけてが、
一般的に一年でもっとも忙しい時期となります。また12月決算の企業、3月決算の企業が多いので、冬から春にかけてが、会計事務所にとっては勝負の時期ですね。
このように、会計事務所の仕事はメリハリをつけやすく、家庭と両立している方も多くいらっしゃいます。
ただ、先程お伝えした繁忙期には、当然ふだんより残業が増えますので、
繁忙期においても残業が難しい場合は、あらかじめ事務所と相談をしておくとよいでしょう。
事務所内に家庭と両立されている方がいらっしゃる場合は、
入所前にその方とお話する機会をいただくのもいいかもしれませんね。
ぜひ参考にしてみてください!
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吉岡 美香
株式会社レックスアドバイザーズ
キャリアアドバイザー
大学院修了後、印刷業界にて約7年間企画営業を務める。
クライアントであった各社人事部との関わりのなかで
社員のキャリアアップ・モチベーションアップにつながるような記事を担当する機会が多く、
自身のキャリアについて考えるようになる。
その後、人材業界にキャリアチェンジ。
会計業界からコンサルティングファーム、知財、企業の管理部門にわたる幅広い分野で、
自身のキャリアチェンジの経験から、転職希望者に寄り添った転職支援に力を入れている。
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会計事務所、管理部門、コンサルティングファーム、特許事務所の転職をお考えの方は
本キャリアアドバイザーを指名して相談することができます。
▶ご希望の方はこちらから(レックスアドバイザーズの人材紹介サイトのページが開きます)
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吉岡さん、はじめまして。今、会計事務所への転職を考えています。
以前、企業の経理部に勤めておりましたが、出産を機に退職しました。
子育ても落ち着いてきたので、近くの会計事務所で働けたらと考えているのですが、
10年くらいブランクがあるので心配です。わたしでも、会計事務所への転職は可能でしょうか。
(38歳・主婦・えり)
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ご相談ありがとうございます!
えりさんと同じように、ブランクがあることを心配していらっしゃる方は多いという印象を持っています。
今回は、経理職の経験をお持ちの方が会計事務所に転職を考える際に気になることについて、お話していきますね。
まずは、えりさんの質問にお答えします。結論から申し上げると、「はい!会計事務所への転職は可能です」と言えます。
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会計事務所からは、「クライアントである企業の経理側の仕事内容や仕事の流れを知っている方」というように見えます。
えりさんが入社されることは、会計事務所にとって、心強いことでしょう。
もちろん、ブランク期間に忘れてしまった知識もあると思いますし、
法律も少しずつ変わり、会計ソフトも変わっているので、頭と体が会計業務を思い出し、
慣れるまでに時間が必要かもしれませんが、経理職として働いていた経験が会計事務所にとってマイナスに映ることはありません。
ぜひ、会計事務所への転職を前向きに考えてみてくださいね。
そのほかの質問として多いのが、繁忙期/閑散期についてです。
月末月初が忙しく、月中が落ち着いていること、決算時期が忙しいことは会計事務所と企業の経理で似ているかもしれません。
加えて、会計事務所の場合は、年末調整と確定申告の対応がある12月ごろから3月にかけてが、
一般的に一年でもっとも忙しい時期となります。また12月決算の企業、3月決算の企業が多いので、冬から春にかけてが、会計事務所にとっては勝負の時期ですね。
このように、会計事務所の仕事はメリハリをつけやすく、家庭と両立している方も多くいらっしゃいます。
ただ、先程お伝えした繁忙期には、当然ふだんより残業が増えますので、
繁忙期においても残業が難しい場合は、あらかじめ事務所と相談をしておくとよいでしょう。
事務所内に家庭と両立されている方がいらっしゃる場合は、
入所前にその方とお話する機会をいただくのもいいかもしれませんね。
ぜひ参考にしてみてください!
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プロフィール |
吉岡 美香
株式会社レックスアドバイザーズ
キャリアアドバイザー
大学院修了後、印刷業界にて約7年間企画営業を務める。
クライアントであった各社人事部との関わりのなかで
社員のキャリアアップ・モチベーションアップにつながるような記事を担当する機会が多く、
自身のキャリアについて考えるようになる。
その後、人材業界にキャリアチェンジ。
会計業界からコンサルティングファーム、知財、企業の管理部門にわたる幅広い分野で、
自身のキャリアチェンジの経験から、転職希望者に寄り添った転職支援に力を入れている。
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