会計事務所でパート勤務される方の主な仕事内容としては、「会計ソフトへの入力」や「申告書作成の補助業務」、「給与計算」、「領収書の整理」などが多いです。

どの業務を行うにしろ、まずは簡単なPCスキルが必要となります。キーボードを見ないでタイピングが出来る、Excelの簡単な関数式を組めるくらいのスキルがあれば、まずはOKというところが多いです。
最近は資料は全てデータというところも増えてきているので、特にリモートワークで働きたい方は、クラウドデータの管理方法やCSVデータの出力なども出来るようにしておくと、作業を任せても安心な人と感じてもらえるでしょう。

「入力作業」は「Aを買うためにお金を使った」というように、それぞれの買い物（支出）に名前を付ける作業です。家計簿をつける要領で始めるといいと思います。そのため、正確性や丁寧さも大切ですね。
「領収証の整理」などは、家の中の整理整頓するようなつもりで、何をどこに置いたら分かりやすいのか考えるとイメージしやすいかもしれません。

未経験でチャレンジしたい場合は、まず「日商簿記3級」を取得しましょう。
日商簿記3級の内容は、入力作業で必要な知識になっており、その後のすべての業務に繋がります。ここを楽しい・もっとやってみたいと思えないと、会計業界で働いても楽しくないかもしれません。

会計業務の経験は、なんといっても「どこに行っても通用する」ことが最大の魅力ではないでしょうか。

たとえば、ご家族の転勤などで数年に1度はお引っ越しをするという方でも、会計業務経験があれば転居先の近くの会計事務所で働くことが可能です。意識してみると、街中には本当に多くの会計事務所がある事にびっくりすると思います。
事務所ごとに顧問先の規模やジャンルに多少の違いがあっても、基本的な業務の流れや1年間の流れは同じ。引っ越しや転職などをしても、必ず次の職場でも経験を活かせます。

その他にも、こんなメリットがあります。

・「時間の融通が利きやすいこと」
パート・アルバイトの仕事は「会計ソフトへの入力」など、勤務時間帯を問わない業務が多いため、そのぶん時間の調整がつきやすいのが特徴です。平日の就業時間内であれば、出勤する曜日や勤務する時間帯をある程度自由に決められる求人が多くあります。

また、ご家庭の都合や扶養内で働きたい方でも、週2日～、1日3・4時間～OKという求人も多くあります。お子様の帰宅に合わせて帰りたい、家庭と無理なく両立したいなど、時間に融通を利かせながら働きたい方には、会計事務所のパート・アルバイトという選択肢はありだと思います。

・「専門家と一緒に働けること」
会計事務所の代表は、必ず税理士や公認会計士などの資格をお持ちの方が務めています。そして、クライアントである企業の税務や経理業務、会計処理などを請け負っています。
会計士や税理士は、資格を持っていないと行えない「独占業務」と呼ばれる特別な業務が出来る専門家です。このような専門家の方と一緒に働くことで、会計処理の基本から、今まで知らなかった税に関する知識を学ぶことができますし、さまざまな業界の企業の会計業務に携わることができます。

最近では、個人のライフスタイルやライフステージに応じて転職することが珍しくなくなりましたが、転職しても活かせる経験やスキルがあると安心できる面もありますよね。
転職しても役に立つ、そして日本全国どこででも活躍できる「会計税務」に興味を持たれたら、是非アカナビの求人を探してみてくださいね。

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