《税理士を目指す方必見》税理士試験合格までのキャリア・転職について考えてみましょうー後編<キャリアアドバイザーの徒然会計さんぽ>
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みなさん、こんにちは。
花火も見ず、お祭りで綿あめを食べることもなく。あっという間に9月になってしまいました。
今回はコラムの後編「税理士、税理士登録可能者の方」のキャリアについてお伝えしていきます。
※以下、税理士登録可能者の方も含めて税理士と記載いたしますね。
前回のコラムにて、Big4、個人事務所、特化型事務所、企業それぞれの採用動向をお伝えいたしました。
ざっくりまとめると、「例年より厳しい」という内容です。
そのような状況ではあるものの、なにかやってみたい業務や身に着けたいスキルがあるのであれば、
それが叶う転職先にチャレンジするのを応援したいと思っています。
採用する側にとっては、「その方が入社した際に何が期待できるか」が大切な選考ポイントです。
その判断をするポイントの一つが、経験であり資格ですね。
税理士資格をお持ちなのであれば、資格に関しては申し分ありません。
難しいのは経験です。みなさんが転職を考える際に悩まれるのも、ご自身の経験についてではないでしょうか。
では、シンプルに考えてみましょう。
ご自身が欲しい経験、もしくは求人先の事務所や企業が求める経験が現職で積めるのであれば、
その経験を積んでから転職をするのもよいですし、むしろ転職をする必要がないかもしれません。
反対に、ご自身が欲しい経験、もしくは応募したい求人先が求めるであろう経験が現職で積めないのであれば、
今後もその分野を経験できる可能性が限りなく低いということです。
その場合は、「今」が転職活動のタイミングではないでしょうか。
大切なのは、今、そして将来的にどのような自分でありたいかだと思います。
最後に、独立を考えていらっしゃる方に伝えておきたいことがございます。
ここ数ヶ月、独立している方々から、スポットでのお仕事のニーズはないかという相談が増えてきました。
それはなぜか。コロナ禍で、お仕事が思うように増えない方が多いからです。
独立のために税理士を目指した方もいらっしゃるでしょうし、ぜひ夢を叶えていただきたい。
ただ、これから独立される方には、独立した後のお客様の獲得方法、紹介先、事業計画、
計画どおりに進まなかったときのリスク回避策をしっかり固めたうえで、独立への道を歩んでいただけたらと思います。
3回にわたって、キャリアについてお話してきましたが、参考になりましたでしょうか。
情勢は常に変わっています。1カ月後に同じテーマでコラムを書くことになったら、
まったく別のお話をすることになるのかもしれません。
そういう情報をキャッチするためにも、わたくしどもエージェントをうまく利用なさってくださいね。
▶▶前編はこちらからお読みください
▶▶中編はこちらからお読みください

吉岡 美香
株式会社レックスアドバイザーズ
キャリアアドバイザー
大学院修了後、印刷業界にて約7年間企画営業を務める。
クライアントであった各社人事部との関わりのなかで
社員のキャリアアップ・モチベーションアップにつながるような記事を担当する機会が多く、
自身のキャリアについて考えるようになる。
その後、人材業界にキャリアチェンジ。
会計業界からコンサルティングファーム、知財、企業の管理部門にわたる幅広い分野で、
自身のキャリアチェンジの経験から、転職希望者に寄り添った転職支援に力を入れている。
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会計事務所、管理部門、コンサルティングファーム、特許事務所の転職をお考えの方は
本キャリアアドバイザーを指名して相談することができます。
▶ご希望の方はこちらから(レックスアドバイザーズの人材紹介サイトのページが開きます)
みなさん、こんにちは。
花火も見ず、お祭りで綿あめを食べることもなく。あっという間に9月になってしまいました。
今回はコラムの後編「税理士、税理士登録可能者の方」のキャリアについてお伝えしていきます。
※以下、税理士登録可能者の方も含めて税理士と記載いたしますね。
■「転職」を考えている方
前回のコラムにて、Big4、個人事務所、特化型事務所、企業それぞれの採用動向をお伝えいたしました。
ざっくりまとめると、「例年より厳しい」という内容です。
そのような状況ではあるものの、なにかやってみたい業務や身に着けたいスキルがあるのであれば、
それが叶う転職先にチャレンジするのを応援したいと思っています。
採用する側にとっては、「その方が入社した際に何が期待できるか」が大切な選考ポイントです。
その判断をするポイントの一つが、経験であり資格ですね。
税理士資格をお持ちなのであれば、資格に関しては申し分ありません。
難しいのは経験です。みなさんが転職を考える際に悩まれるのも、ご自身の経験についてではないでしょうか。
では、シンプルに考えてみましょう。
ご自身が欲しい経験、もしくは求人先の事務所や企業が求める経験が現職で積めるのであれば、
その経験を積んでから転職をするのもよいですし、むしろ転職をする必要がないかもしれません。
反対に、ご自身が欲しい経験、もしくは応募したい求人先が求めるであろう経験が現職で積めないのであれば、
今後もその分野を経験できる可能性が限りなく低いということです。
その場合は、「今」が転職活動のタイミングではないでしょうか。
大切なのは、今、そして将来的にどのような自分でありたいかだと思います。
■将来「独立」を考えている方
最後に、独立を考えていらっしゃる方に伝えておきたいことがございます。
ここ数ヶ月、独立している方々から、スポットでのお仕事のニーズはないかという相談が増えてきました。
それはなぜか。コロナ禍で、お仕事が思うように増えない方が多いからです。
独立のために税理士を目指した方もいらっしゃるでしょうし、ぜひ夢を叶えていただきたい。
ただ、これから独立される方には、独立した後のお客様の獲得方法、紹介先、事業計画、
計画どおりに進まなかったときのリスク回避策をしっかり固めたうえで、独立への道を歩んでいただけたらと思います。
3回にわたって、キャリアについてお話してきましたが、参考になりましたでしょうか。
情勢は常に変わっています。1カ月後に同じテーマでコラムを書くことになったら、
まったく別のお話をすることになるのかもしれません。
そういう情報をキャッチするためにも、わたくしどもエージェントをうまく利用なさってくださいね。
▶▶前編はこちらからお読みください
▶▶中編はこちらからお読みください

プロフィール |
吉岡 美香
株式会社レックスアドバイザーズ
キャリアアドバイザー
大学院修了後、印刷業界にて約7年間企画営業を務める。
クライアントであった各社人事部との関わりのなかで
社員のキャリアアップ・モチベーションアップにつながるような記事を担当する機会が多く、
自身のキャリアについて考えるようになる。
その後、人材業界にキャリアチェンジ。
会計業界からコンサルティングファーム、知財、企業の管理部門にわたる幅広い分野で、
自身のキャリアチェンジの経験から、転職希望者に寄り添った転職支援に力を入れている。
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会計事務所、管理部門、コンサルティングファーム、特許事務所の転職をお考えの方は
本キャリアアドバイザーを指名して相談することができます。
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