採用担当者必見!求職者はどこを見て転職先を選んでいる?

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採用担当者必見!求職者はどこを見て転職先を選んでいる?

会計業界の一番の繁忙期である確定申告が終わり、3月決算の処理を進めながらも採用活動を再開する会計事務所が増えてきました。

パート・アルバイト勤務を希望している方の場合、子供の進級・進学に伴いライフスタイルが変わる方が多いため、4月・5月は特に働き方を見直す方が増えるタイミングです。

本記事では、会計・経理専門の求人サイト【アカナビ】を利用して転職された方から、転職に際してのポイントをアンケート回答いただいたものを集計しました。
求職者の傾向やニーズをキャッチアップして、母集団形成に役立ててみてください!

■転職や就職に際して重視した要素は何ですか?

■転職や就職に際して重視した要素は何ですか?
※複数回答可能

1位は「勤務時間」
「パート・アルバイト=時短で働きたい」、逆に言うと「正社員=フルタイムとして働くのは難しい」という背景からも、納得の1位です。これは「子供が帰る時間に合わせて帰宅したい」「学童や保育園の時間にしっかり間に合わせられるように」といったニーズが考えられます。
3位にランクインしている「勤務日数」と合わせて、プライベートや家庭と仕事をいかに両立出来るかを考えている方が多いことが伺えます。

2位に「業務内容」が入っているのは、会計・経理業界特化の求人サイトである【アカナビ】ならではのアンケート結果かもしれません。
「会計事務所や経理事務で働きたい」と思って求人を検索しないと、アカナビにたどり着くのはほぼ不可能です。その分、業務内容にこだわりを持っている方が多い結果となりました。


意外な結果と感じるのは、「給与」を重視しているのが4人に1人程度で第6位、というところではないでしょうか。
物価上昇や最低賃金上昇を受け、新入社員の給与が過去最高を更新するなどのニュースを見ていると、「応募を集めるには給与を上げるのが最も効果的だ」と考えている採用担当や代表も少なくないと思います。

しかし、実はパート・アルバイトに限ってみると、「プライベートと無理のない範囲でギリギリまで働いても、大きく扶養を超える給与までは稼げない」という現象が起こります。
特に、企業規模に関わらず社会保険の加入義務が発生する年収130万円のラインでは、月額1万5千円ほどが手取りから引かれるようになり、年間の手取りで加入以前に比べ18万円ほどマイナスになります。
社会保険で引かれる(約1万5千円)分の手取りを増やすには、年収を20万円以上プラスして150万円以上、勤務時間にすると年間153時間程度増やす必要があります(※時給1300円の場合)

注意すべき点は、年収という額面では増えていても、実際の手取りは130万円以下で働いていた時とさほど変わらないという点です。
子どものお迎えギリギリまで働いてせわしない日々を送っても、手取りに大きな差が出ないならば…
確実に扶養内に収まる働き方、社会保険の加入で手取りが減らない金額に抑えた働き方、無理なく子供と過ごす時間を取れる働き方を選択した結果、給与より働き方の方が優先順位が高くなるのでしょう。

子育て層をターゲットにしたパートの求人になかなか応募が来ない時は、時給を100円上げるより、勤務時間を1時間減らす方が効果的かもしれません。


■転職や就職のきっかけは何ですか?

■転職や就職のきっかけは何ですか?
※複数回答可能

1位は2位の倍近い差を付けて「働き方改善」となりました。
様々な要素が内包されていると思われますが、1つ前の「転職の際に重視した要素」と照らし合わせると、「勤務時間」や「勤務日数」を変えたかったという意向が強いのではないかと考えられます。

具体的な要因としては、「子どものライフステージの変更に合わせて働ける時間や曜日が変わったものの、シフトが変えられなかった」などが挙げられます。
よく言われる例だと「小1の壁」があります。
これは18時過ぎまで預かってくれた保育園に比べて、学童の終了時間が早いことや、保育園の時にはなかった宿題や行事が増えることで帰宅後も負担が増え、働く時間を減らすしかなくなってしまう環境のことを「壁」と呼んでいます。

それ以外にも、兄弟で習い事をしていれば幼児クラスと小学生クラスで時間や曜日が変わって送迎が倍になったり、学期の始めや終わりの方は短縮授業でお昼過ぎには帰ってきたりなど、様々な環境の変化があります。
「小学生になったら手がかからなくなる」というのは、実はまだもう少し先、子供が一人でお留守番が出来るようになったり、夕方までクラブ活動や習い事をするようになったりした時の話です。

勤務先に時間の変更が相談出来れば良いのですが、人手不足やその人にしか任せられない仕事がある等で没交渉となってしまった結果、転職という手段しかなくなってしまうのかもしれません。


2位の「子供の進級進学」には、上記のような環境で両立出来るシフトに出来なかったという要因含まれる一方、「子供が中学生・高校生になり、夕飯までに帰宅する必要も減ったので仕事を再開したい」、または「今までよりも勤務時間を増やしたい」という場合もあります。

ただ、勤務先によってはパート・アルバイトに任せる業務範囲が決まっている、そこまで人手が必要ない、正社員登用制度がないなど、様々な要因で増やせないところも少なくありません。
子どもが中高生くらいだと、親も40代後半~50代になっていることが多く、新たな環境へのチャレンジは勇気がいるケースもあります。
それでも新しい仕事にチャレンジしたい、子供や自分のためにもっと稼ぎたいという方は、転職という手段を取られるのでしょう。


■正社員に切り替える意向はありますか?

■正社員に切り替える意向はありますか?
※単一回答

「考えている」「将来的に考えている」を合わせると半数以上、すでに正社員勤務をしている方を合わせると7割ほどの方が、正社員としての就業意欲をお持ちです。


「パートで入社した方が将来的に正社員になる」というのは、企業側としても大変良いキャリアモデルです。
既に人柄や仕事ぶりについて問題ない事が分かっており、社内のツールや人間関係にも慣れている、それまでの業務によっては顧客のことも把握しているなど、新入社員が数カ月から数年かけて築き上げる関係値が出来あがっています。
新入社員が入社してきたとき、人間関係や業務能力のギャップは早期退職の要因となるものですが、パートから雇用転換した方はそういったリスクも少なく、正しく「即戦力」として活躍が期待できるでしょう。

働きたい気持ちはある、でも子供が小さいうちはサポートが必要で、突発的な残業対応は難しいし、急なお休みが必要になるかもしれない…
そういった理想と現実の葛藤をしたうえで、パート勤務を選択されている方は多いです。
少ない日数、少ない時間で勤務するパートさんのシフトや業務管理は確かに大変な面もありますが、「自分が大変な時に快く働かせてくれた場所に恩返しをしたい」と、子供の手が離れてきたときに心強い存在になってくれる方もいます。

初めからそういったキャリアを見据えて、転職の際には正社員登用制度があるところを選ぶという声もありますので、まだ制度がないところは検討してみるのも良いでしょう。


■正社員とパートで異なる視点が必要

採用活動にあたり、正社員とパート・アルバイト、それぞれ募集を出しているところも多いと思われます。
その際、「正社員で働きたい人が重視するポイント」と「パート・アルバイトで働きたい方が重視するポイント」の違いを押さえて求人票を作ると、よりマッチング度合いの高い応募を集められるようになるかもしれません。
それぞれのポイントについてまとめた記事もありますので、是非チェックしてみてください。

ここが気になる!求人票

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