会計入力と税務補助、私に合う仕事はどっち?

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会計入力と税務補助、私に合う仕事はどっち?

みなさん、こんにちは。アカナビ事務局パートスタッフのSです。
長いようであっという間の夏休みが終わりましたね。
小学生が二人いる我が家は、生活のリズムの乱れや酷暑による体調不良にならないように気を付けつつ、学校の宿題、夏休み中はイレギュラーになりがちな習い事のスケジュール管理に追われる日々でした…

さて、夏休み中は毎日バタバタでゆっくりと求人を探せなかったけど、少し時間ができて求人サイトを開いてみようかなと思っている方、子供も新しい環境に慣れてきて仕事を再開しようかなともいらっしゃるのではないでしょうか?

アカナビのような会計事務所・経理に専門特化した求人・転職サイトに載っている求人を見て、「なんとなく知っているけれど実はあまり違いが分からない」というような職種名や用語はありませんか?
今回は、パート・アルバイト求人に多い「会計入力スタッフ」と「税務補助スタッフ」の違いについてお伝えしたいと思います!

■会計入力スタッフの業務内容は?

はじめに、会計事務所の業務内容に合わせたポジションの呼称は統一されてはいません。
アカナビ内では業務内容の難易度や範囲の目安として、「会計入力スタッフ」→「税務補助スタッフ」→「税務会計スタッフ」の順に振り分けています。
他の求人サイトや会計事務所の採用ページでは、別の呼び方をしていることもありますので、あくまで目安としてお考えください。

会計事務所の業務は、大きく「会計」と「税務」の分野に分類することができます。
その中で「会計入力スタッフ」は、顧客の経費や請求書などのデータ入力や伝票整理など、「会計」の領域をメインで担当しています。
正しく顧客の経理データを入力することは、様々な資料を作成する際の基本となる大切な作業です。
また、入力する数は多くても1件1件にかかる時間は比較的少ないので、時間調整が必要なパート・アルバイトのポジションとしてよく募集されています。

会計入力業務は、簿記3級の内容の実践編。
会計事務所未経験の方や、経験者でも業務ブランクの空いている方は、まずは会計入力スタッフからスタートして、少しずつ税務補助業務にチャレンジしていくのがおすすめです。

■税務補助スタッフの業務内容とは?

「税務補助スタッフ」は、「税務スタッフ」、「税理士補助スタッフ」と呼ばれることもあります。
「税理士」のお仕事を補助する、つまり税理士の業務を陰でサポートしている方々のことを税務補助スタッフと呼びます。

税理士には独占業務(※その資格を有する者でなければ携わることを禁じられている業務)として、「税務の代理」「税務書類の作成」「税務相談」の3つがあり、これらは税理士の資格を持っていないと行うことができません。

しかし、これら独占業務に付随する周辺の税務業務については、税理士の資格を持っていない方でも対応することができます。
そのため「税務“補助”スタッフ」とついているのです。

税務スタッフの業務は、会計入力スタッフの延長線にあります。
具体的には、日々のデータ入力や伝票整理、会計・税務ソフトを使用しての資料作りや月次や年次の決算書作成、税務申告書のベース作成などです。
また、電話や来客の応対、税理士のスケジュール管理などを行うこともありますし、事務所によっては、書類を作成した税務補助スタッフが顧客担当とクライアント企業のオフィスに訪問することもあります。

税理士の領域により近いところでお仕事をしますので、税理士の方々のノウハウを吸収しながら日々実践的に経験を積んでいけるため、税理士を目指している方、税務を専門的に勉強したい方にとっては打ってつけのポジションとも言えます。

■まとめ

専門的な業界は専門的な用語も多く、未経験だったりブランクが長かったりすると、分からないことも多く出てくるかもしれません。
皆様に伝わりやすい求人がお届けできるよう、作成する私たちも日々精進しております!
引き続き、アカナビサイトを是非ご利用くださいませ。

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