私に合う働き方を見つけたい!パートタイマー、フルタイムパートのちがいは?

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私に合う働き方を見つけたい!パートタイマー、フルタイムパートのちがいは?

梅雨も明けて、本格的な夏の到来!お子さんがいる方にとっては恐怖の長期休暇…特に学童を利用する小学生ママは毎日のお弁当作りが負担ですよね…。でも学童に入れたのならまだ良いのかも。夏休みを前に学童に入れなかったママ友は、夏休み中のお子さんの居場所や自身の働き方について悩んでいる方も多くいるようです。

長期休暇や子供の成長のタイミングは、働き方を見直すきっかけになる方も多いでしょう。そんな時は雇用形態を気にしてお仕事を探すのもひとつかもしれませんね。
そこで今回は、パートタイマー、フルタイムパートタイマーの違いについて解説していきたいと思います!

■パートタイマーとは

厚生労働省のHPによると、『1週間の所定労働時間が、同一の事業所に雇用される通常の労働者の1週間の所定労働時間に比べて短い労働者』と定義づけられており、正式には「パートタイム労働者」といいます。
労働基準法で定められる1週間の勤務上限は40時間(1日8時間)とされていますが、『“会社で定められている”1週間当たりの所定労働時間』を満たしているかどうかが基準となるため、例えば勤務先の1週間の所定労働時間が35時間(1日7時間)であれば、7時間未満の勤務者はパートタイマーとなる可能性があります。

求人上では、雇用形態【パート・アルバイト】となっているケースが多く、パート=主婦、アルバイト=学生という印象を持っている方が多いのではないかと思います。
実際のところ、「パート」と「アルバイト」は英語で”短時間労働”を意味する「part time」と、ドイツ語で”労働”を意味する「Arbeit」という語源の違いであり、それ以上は明確な定義がありません。「アルバイトと書いてある求人には学生以外応募出来ない」等ということはありませんのでご安心くださいね。

■フルタイムパートタイマーとは

会社で定められている正社員の労働時間と同じ勤務時間で働くことを「フルタイム」といいます。勤務日数に関しても、週2~3日などのパート・アルバイトの労働日数とは異なり、基本的には週5日の勤務という形になります。
さて、前項で「パートタイム」の定義は『1週間の所定労働時間が、同一の事業所に雇用される通常の労働者の1週間の所定労働時間に比べて短い労働者』とありました。所定労働時間が通常の労働者と同じとなると、果たしてそれは「パートタイム」と言えるのでしょうか。ここで気を付けないといけないのが「フルタイム=必ずしも正社員ではない」ということです。

では、正社員とフルタイムパートタイマーの違いはどこにあるのでしょうか?
法律的なところで言えば、一番は「無期雇用であるかどうか」です。パートタイマーは大半が1年ごとの更新など有期雇用としているところが多く、有期雇用の場合は正社員とは定義されません。

その他、役職者への昇進がある事、業務権限などの責任範囲が大きい事、賞与、研修などの福利厚生の対象になっている事なども挙げられますが、これらは会社ごとに定義づけする事が可能なため、明確な決まりはありません。
フルタイムで働いていても雇用形態がパートタイマーであることで、業務内容や権限範囲の違い、雇用期間が無期か有期か等、正社員と明らかに異なる点があれば、勤務時間だけでなく総合的に判断してパートタイマーとなります。

会計事務所の場合、フロントでクライアント対応業務は正社員に集中させ、記帳代行などの書類業務はパート・アルバイトスタッフに任せる分業としているというケースも多くあります。こういった場合、業務内容や対応範囲が明らかに違うので、フルタイム=正社員とは異なるということも分かりやすいでしょう。

一方、業務内容や責任範囲が変わらないようであれば、同一賃金同一労働のルールに則り、雇用形態や給与による差をつけることは禁止されています。希望の仕事内容で正規雇用でも募集をしているのであれば、フルタイムパートではなく正社員として働きたい事を伝えてみても良いでしょう。

■ご自身に合った働き方を

「今は」家庭の事情で、子どもの送迎がある、帰宅時間が早い、夏休み等の長期休暇中は預け先がない、習い事の送迎が必要など、収入より特定の時間や曜日だけ勤務をするパート勤務のほうが働きやすいという方も多いでしょう。

会計事務所では特に、パートタイマーから正社員への登用も積極的に行っている所も多くあります。男女ともに長く働くようになり、雇用形態を含め働き方も多様化している時代だからこそ、面接の際に担当者としっかり話をして、お互い納得できる働き方を見つけられるといいですね。

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