学童ってどんなところ?

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学童ってどんなところ?

「保育園落ちた日本死ね」
この言葉がニュースになったのは2016年。今度は「学童落ちた」という言葉を耳にしましたが、小学校に通う子供を持つ私にとっては、正直「え?学童って落ちるの??」と思いました。
私の住む地域では申込基準を満たしていれば入ることができますし、長期休みも一定の時間内であれば無料で利用することができます。でもそれは、自治体ごとに大きく異なるものだったのです。

今回は「学童ってどんなところ?」「学童で子供たちはどう過ごしているの?」など、初めての学童利用から1年経った、私の経験談をお伝えしたいと思います。

そもそも学童ってなに?

簡単にいうと、「仕事をしているなどの理由で学校から帰っても親が自宅にいない児童が、親が帰宅するまでの間に放課後を過ごす【生活の場】を提供」しています。

児童の支援をおこなうことを目的とするもので、大きく分けて2種類あります。
ひとつは地方自治体などが運営主体となっている「公営学童」。もうひとつは民間企業やNPO法人が運営する「民間学童」です。
一般的に公営学童は低価格、もしくは無料で、民間学童は有料かつ高額と言われています。ちなみに我が家が利用している所は17時まで無料、それ以降は月額3000~4000円程で利用できます。
民間学童を利用している知人は月に6~7万かかっているそうで、仕事と家庭を両立するために必要な対応とはいえ、こんなに高額だと働かずに家にいた方がいいのでは…と考える方がいてもおかしくないですね…。

学童ではなにをしているの?

学童は安全に預かる事が目的であるため、時間中は主に自由に遊べる時間となります。漫画やボードゲーム、コマやけん玉など、ひとりでも友達同士でも遊べるものがそろっています。エリアや敷地によっては外遊びの時間もあるので、サッカーやドッチボールをして体を動かすこともあります。
また、長時間ではないですが学習タイムもあり、学校から出た宿題をしたり、ドリルなどを持参しています。しかし、学童の指導員(「放課後児童支援員」という資格を取得している方)は、勉強を教えることはないので、子供自身が一人で取り組めるものを持たせる必要があります。希望制ではありますが、工作をしたり、外部の講師を呼んで科学実験や英語遊びをしたりすることもあります。

ただ、これも学童ごとに特色や方針があり、公営学童はあまり大きな違いはないようですが、民間学童ではまるで塾のように勉強や習い事を充実させている所もあるようです。
学童内は、学年もクラスも関係なく過ごしているので、異年齢交流ができることもいいと思いました。時々「どこで覚えたの!?」と驚くような言葉遣いが飛び出るのはそのせいか…と思うこともしばしば…

保育園や幼稚園と違うところは?

これは小学校内でもそうなのですが、子供の様子(誰とどう過ごしているのか)は子供からの情報のみ。指導員がどういう方なのかという情報もほぼ皆無です。かなり多くの児童がいるので、一人一人をみているというよりも、トラブルやケガが起きないようにチェックしているというイメージですね。
登下校も基本は一人なので、急に成長してしまったような少し寂しい気持ちにもなります。手をつないで登降園していた時代がなつかしい…子供の成長は本当に早いものだなと、つくづく思う今日この頃です。

冒頭にもお伝えしましたが、上記はあくまでも私の経験と感じたことです。学童は自治体でかなり違いがあるので、HPなどで調べたり、周囲に利用している人がいる場合は色々と聞いてみることをおすすめします。

初めての保育園を経て、初めての小学校に初めての学童。
親も子供も楽しみと不安を感じながら過ごしていることと思います。そして、子供の環境が変わるというタイミングで、働き方を見直したり変えたりすることを考える方もいらっしゃることでしょう。
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