アピールポイントが分からない!強みと弱みの見つけ方

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アピールポイントが分からない!強みと弱みの見つけ方

履歴書の志望動機欄や面接での自己PRなど、「自分の強み、長所」は転職活動と切っても切り離せないもの。しかし自身の強みや長所を聞かれてぱっと答えられる人は、そんなに多くないのではないでしょうか。
自分で自分を良く言うのは恥ずかしいとか照れくさいとか、そういった謙虚なお気持ちもあるかと思いますが、あなたの良さを知ってもらい採用されるための面接で、きちんと強みをアピールすることは必要不可欠です。

逆に、長所や強みはすぐに出てこないけれど、苦手な事や弱みはいくらでも出てくる・・・という方は多くみられますが、実はそこにあなたの強みは隠れています。当コラムでは、弱みを強みに変換するポイントをお伝えいたします。

■強みと弱みは表裏一体

この関係を分かっておくだけで、あなたが弱みだと感じていることを強みに変換することが可能です。逆もまた然りで、強みと思っていることも場合によっては弱みになるため、企業が求めている人物像や業務によって強みとして打ち出すべきか、これから成長していきたい課題として伝えるべきか、使い分けられるようになると便利です。

具体的には、以下のような言い換えが可能です。

【弱み】として見た時の表現
①心配性で決断力がない
②せっかちで準備不足
③計画性がなく、行き当たりばったり
④マニュアルがないと不安
⑤物事をはっきり言って、相手を傷つけてしまうことがある
⑥事なかれ主義で八方美人にふるまってしまう
⑦頑固で人の意見を聞かない
⑧自分のスキルや経験に自信がない

【強み】として見た時の表現
①物事を慎重に判断出来る
②行動力があり失敗を恐れない
③アドリブに強く、臨機応変に対応出来る
④手順や注意事項を守って正確な作業が出来る
⑤裏表がなく、誰に対しても態度を変えず誠実
⑥周囲との調和や協調性を大切にする
⑦意思が強く芯を持っている
⑧謙虚で常に課題を意識している


一例ですが、いかがでしょう。ご自身が弱みだと感じていることはありましたか?

例えばAさんは、些細な事でも確認しないと不安になってしまう、新しい家電を買ったらまずは取扱説明書をしっかり読むような心配性な性格です。
子育ての傍らファミレスのホールスタッフとして働いていましたが、Aさんはマニュアルにないお客様からの質問や要望に咄嗟の対応が出来ず、先輩に都度確認しに行きますが、時には時間がかかってクレームとなってしまうこともありました。アドリブ要素が強い接客業務が向いていないかもしれないと考え、学生時代に勉強した簿記を活かして、会計事務所の内勤事務スタッフ求人に転職しようとしています。

会計事務所で取り扱う書類は、その多くが経費や税金に関係しており、最終的には国に提出する資料となるため、業務には正確さが第一に求められます。また、大半の業務は「明日までに何とかして」「今すぐ回答して」となるものはありませんので、分からない事があっても誰かに確認したり調べる時間が取れます。
その場合、彼女の心配性な性格は、「細かいところまで丁寧に確認しながら、正確に仕事を進めることが得意です」という強みとして言えるでしょう。

■自分自身を理解する

強みどころか弱みも良く分からない、という場合は、自己分析をすることから始めましょう。
自分自身が今まで経験してきたこと、その中で喜びだったことや辛かったことを振り返り、なぜ辛いと感じた・喜びや達成感を感じたのか、どういう軸で自分が物事を判断してきたかを考えてみると、弱みや強みの基が隠れています。
どちらか片方でも気づけたら、あとは言い換えを探せばそれも強みや弱みになります。
自己分析については、こちらのコラムも参考にしてみてください。
自己分析が大切な3つの理由。具体的に何をすればいいの?

自己分析をしっかり行い、自分を客観視出来ているということ自体も強みです!準備が出来たら、是非あなたの希望に合う求人を探してみてくださいね。


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