新年度には仕事を始めたいと思ったら…事前に準備しておくべきこととは?

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新年度には仕事を始めたいと思ったら…事前に準備しておくべきこととは?

もうすぐ4月。
新しい年度が始まり、子供たちは新入学、新入園、進級など、環境が変わる季節ですね。それに合わせて久しぶりに仕事を再開しようかと考えている主婦や主夫の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ブランクがあると、新しい職場や仕事内容に慣れることができるかどうかだけでも不安なのに、家の中のことに手が回らなくなる心配も…。そんな不安を少しでも解消するために、働き始める前にどんな準備ができるのか、紹介してみたいと思います!

■周囲の理解を得る!

これまで専業主婦・主夫だった方が働き始める時に一番必要なのは、周囲の理解を得ることです。
特に配偶者とは、何のために働きたいのか、何年後にどうなっていたいのか、という中長期的なビジョンから、週何日働きたいのか、月にいくらくらい稼ぎたいのか、といった金銭面まで、しっかり話をして同意を得ておく必要があります。それによって扶養の範囲内で働けるパートの仕事を探すのか、少しでも収入が高い正社員の仕事を探すのか、といった仕事選びの条件にも影響してきます。

また、子供が病気や怪我をしたり、クラスがインフルエンザ等で学級閉鎖になって、何日間も学校や園を休まなければいけない可能性もあります。そんな時、配偶者が在宅勤務に切り替えるなどの協力はできるのか、近所に親族や友人などお子さんを預かってくれる人はいるのか、という確認も大事です。

日々の家事・子育ての分担も見直しが必要になってきますので、保育園の送迎を代わってもらえる日を作る、夕飯の準備を代わってもらうか外食する日を作る、など、夫婦間で納得できるルールを話し合うことが大事です。
周囲の理解がないまま見切り発車で働き始めてしまうと、仕事も家事も一人で抱え込んで悩んでしまうことにもなりかねません。

■家事を楽にする手段を考えておく!

働き始める以上、今までより家事に使える時間が減るのは間違いありません。どうやったら家事労働にかかる時間を減らせるのか、事前に対策を考えておきましょう。
最近は便利家電やデリバリーサービスなどもあるので、働き始める前に値段を調べたり、各社のサービスを比較検討したりしておくと良いですね。また、自分以外の家族も家事をしやすくなるよう、物の配置や手順などを整えておくことも大事です。

●便利家電やサービスを利用
・ロボット掃除機や食器洗浄機、洗濯乾燥機、材料を入れるだけで調理できる家電など便利家電を使いこなす
 新たに買うと多少お金はかかりますが、働く分の収入アップと照らし合わせて価値があると思えるものは導入しましょう。
平日の掃除はお掃除ロボ、洗濯から乾燥まで洗濯乾燥機にお任せして、高いところや窓ガラスなどロボットの手が届かない部分の掃除や、乾燥機にかけたくないものは土日にまとめて行うなど、工夫次第で楽にできることもあります。

・ネットスーパーや宅配食材を活用する
 仕事後に買い物をして、帰ってから毎日夕飯の支度をするのはなかなか大変…。ネットスーパーで帰宅時間に合わせて配達を手配したり、野菜が切ってある食材宅配のキットを活用したりするのも便利です。

・冷凍食品やレトルトの常備、近所のテイクアウト・デリバリーをチェック!
 今日は疲れてしまって何もしたくない…という時に備え、帰ったらすぐに食べられるものをリストアップしておきましょう。子供がご機嫌で食べてくれるような候補がいくつかあると、ぐずられて疲れが倍増…というリスクも減らせます。

・家事代行サービスを利用する
 「お手伝いさん」のようなイメージだと、よっぽどお金持ちの人じゃないと…とハードルが高く感じがちですが、最近はいろいろな会社の家事代行サービスがありますので、何カ月かに一度、大掃除を兼ねてお願いする、というような使い方もできるようです。
家の中を色々といじられたくないという方は、おかずの作り置きだけや特定の場所の掃除だけ依頼するというサービスもありますよ。

●家の中で「自分しかできないこと・分からないこと」を減らす
・片づけやすい配置・スペースを作る
 子供が入園、入学すると、ランドセルや絵の具セット、鍵盤ハーモニカなど、関連する持ち物が増えますよね。
毎週持って帰ってくるような物から、1~2ヶ月に一度のものまで、頻度もさまざまです。それに合わせて余裕を持ったスペースを用意しておくことで、リビングに子供の持ち物が散らかったり、必要なものが見つからなかったりなどのイライラするのを減らすことができます。
子供部屋があり、子供が自分で置き場に戻せるのが理想ですが、そこまでできなかったとしても、家族の誰でも代わりに簡単に片づけられる状況を目指しましょう。

・どんな物がどこにあるかを分かりやすくし、家族で共有する
 「予備の箱ティッシュどこにある?」「お気に入りのあの髪飾りが見つからないんだけど…」など、家族から呼ばれる回数が減るよう、何がどこにあるのかを分かりやすく整理し、家族で共有しておきましょう。
自分の洗濯物は自分でしまう習慣をつけたり、引き出しに見出しラベルや仕切りを付けたりするのも一つの手です。

・スケジュール共有アプリを使い、子供の学校や習い事の時間、出張・飲み会の予定などを把握する
 夫婦間でお互いの予定や子供の予定をアプリで共有すれば伝え忘れも防げますし、どれくらい子供関連の用事を分担できているのか、把握しやすくなるというメリットもあります。
急にお迎えが必要になるようなトラブルがあっても、当日の予定がお互いすぐに分かれば分担もしやすいですね。
我が家では予定のジャンルごとに色分けも出来てぱっと見やすい「Time Tree」を愛用しています!

■覚えておきたいこと

しばらく仕事をしていなかった期間がある方にとって、仕事を始めるというのはそれだけで大きな環境の変化です。今までどおりにできないことがあるのは仕方ないということを家族にも理解してもらい、家事を楽にできるようなできる限りの対策を考えておきましょう。

それでもストレスが溜まっていると感じたら、リフレッシュする時間を取ることも大事です。土日に一人で出かける、友達と会う時間を作る、趣味の時間を確保するなど、仕事と家事以外のことができるよう、周りの人に協力してもらえるといいですね。

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制作/編集: アカナビ事務局