オンライン面接対策のポイント【準備編・当日編】

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オンライン面接対策のポイント【準備編・当日編】

コロナ禍で急速に普及したオンライン会議ツール。ZOOM、GoogleMeet、Teamsなど色々ありますが、その場にいなくても顔を見ながら話せると、電話とはまた違う安心感がありますよね。

非接触でも仕事を進めていくため、従来の会社訪問や会議に変わる手段として、オンライン会議はコロナ禍で急速に導入が進みました。
オンライン会議のメリットはなんといっても、一歩も動かず会議に参加でき、移動時間をまるごと削減できること。
時間的にも金銭的にもコストを削減でき、コロナ禍で多くの人がオンライン会議に一定対応してきたとなると、面接にもオンラインを取り入れる企業が増えてくるのは必然ともいえるでしょう。今回は、そんなオンライン面接対策についてお話いたします。

■準備編

相手から面接に使用するURLが送られてきて、当日の使用ツールが分かったら、まずは操作方法の確認です。
ツールによっては事前にアプリのダウンロードやアカウント設定が必要になりますので、面接当日に慌てないよう、必ず事前にツールを操作してみましょう。

この時、相手から送られてきたURLをクリックして操作を試してはいけません。相手にあなたがURLをクリックしたことの通知が入ってしまい、相手を困惑させてしまいます。
動作テストは自分がオーナーのオンラインルームを開いて行いましょう。

ツールを立ち上げたら、確認しておきたいことは主に以下の5点です。
1)カメラとマイクが正しく動作するか
2)画面に映る自分の顔の高さや角度の調整
3)背景の設定
4)名前やアイコンの設定
5)30分接続しても回線が乱れないか


(1) カメラとマイクが正しく動作するか
当日になって顔が映らない、相手の音声が聞こえない、自分の声が入らないなどがないよう、設定を確認しておきましょう。
特にカメラは、PCによっては備え付いていない場合もあります。その場合は家電量販店などで外付けカメラの購入が必要です。
カメラのオンオフ自体が合否に関わることはほとんどありませんが、「事前の確認(準備)をしなかった」という評価になる場合もあります。もしカメラの用意が難しい場合は、事前に確認したことを伝える意味も込めて、カメラがなく画面が写らない旨、面接官に伝えておきましょう。

(2) 画面に映る自分の顔の高さや角度の調整
カメラの角度やPCを置くテーブルの高さ・椅子の高さによって、画面に映る自分の顔の位置や角度が変わってきます。どの角度・高さだと、対面のような自然な映り方になるのか、事前に確認して調整しておきましょう。
映り方の目安は頭頂までしっかり入り、かつ鎖骨の下~胸元くらいまでが画面に入ること、角度はなるべく正面から顔が映るようにしましょう。

(3) 背景の設定
ご自宅の様子が背景としてそのまま入ってしまうのは、画面としてもスッキリしませんし、プライバシー的にも良くありません。なるべく何もない壁を背に出来るような場所を探しましょう。その際は、照明の明るさや逆光にならないか等、窓の位置にもご注意ください。
背景として使用できる場所にPCを置くのが難しいようであれば、事前にバーチャル背景の設定をしておきましょう。
真っ白な背景などもありますが、WEBで検索すると、自宅のような写真を無料でDL出来るサイトも色々あります。是非お好みのものを見つけてください。
ただ、あくまで面接用ですので、趣味に寄りすぎないようご注意を。

(4)名前やアイコンの設定
人によっては、すでに遠方の家族や友人とのコミュニケーション用に、オンライン会議ツールのアカウントを持っている方もいるでしょう。
名前をあだ名で登録していたり、アイコンに芸能人やペットの写真を設定したりしているようであれば、面接に適したものに変更しておきましょう。
適当な写真がない場合は無設定(デフォルトアイコン)でも問題ありません。

(5)30分接続しても回線が乱れないか
オンライン会議でのトラブルとしてよく挙げられるのが、「音声が乱れて相手の話が聞き取れなかった」ことです。
日頃のWi-Fi使用では何も問題がなくても、動画と音声をリアルタイムで配信・受信するオンライン会議は、想像以上に通信負荷がかかります。オンライン面接が初めての方は、一度ご家族やご友人と30分ほど雑談をして、動作テストをしてみることをお勧めいたします。
もし頻繁に音声が乱れる、画面がフリーズするなど、自宅のWi-Fiでは通信に耐えられないことが分かれば、近くのコワーキングスペースなど、仕事を前提とした設備が整っている場所へ行くことも検討した方が良いかもしれません。

■当日編

しっかり準備を行っていれば、当日気を付けることは「時間に遅れないこと」だけです。
準備編でも書きましたが、相手が用意したURLを開くと通知が届きますので、予定の時間より早すぎる時間にログインしても、まだ相手の準備が出来ていない場合もあります。
ログインするのは時間ぴったり、早くても予定時間の3分前で十分。ギリギリまで身だしなみ、画面の角度、面接で伝えたいことなどを確認しておきましょう。

また、どれだけ準備や確認をしていても、当日にプロバイダの通信障害など想定外のトラブルが発生する可能性もあります。
お守り代わりとして、担当者にすぐに連絡が出来るよう電話番号を控えておく、使用するツールのQ&Aページをスマホに表示させておくなど、トラブルが起こった時に対処しやすいようにしておくこともお勧めです。


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