年収をUPしたい!会計事務所を探す上で見るべきポイントとは?

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年収をUPしたい!会計事務所を探す上で見るべきポイントとは?

こんな事を考えた経験はないですか?
「会計事務所で働いていて経験もそれなりに積んできた。」
「でも今の事務所だとお給料が上がりそうにない。」
「年収アップのために転職も考えてはいるんだけど・・・」

そこで今回は、年収アップを実現するための会計事務所選びで重要な5つのポイントをご紹介します。

給料、年収の額など、条件は正確?

まず提示されるお給料、年収の額は必ずチェックしておきたいですね。

「言われなくても…」と思われるかもしれませんが、求人票に書かれてある金額と実際の支給額が違っていたというのは、実はよくある話。「話が違う!」とトラブルになるケースは少なくありません。
特に年収アップが目的の転職であれば、内定をいただいた後から入社承諾書を書く段階までの間でお給料、年収の額は必ずチェックしておきましょう。

なお、支給額のズレに関するトラブルを防ぐ上で有効なのが、内定をいただいた時に事務所側から支給される「労働条件通知書」です。給料の内訳や残業代の有無や支給条件、あるいは賞与支給の条件が書かれているので事前に必ず目を通しておきましょう。
この書類は人を雇用する際、事業所の規模に関わらず必ず発布が必要なもの。「そもそもそんな書類もらってない」という場合は法令違反ですので、入社自体をよく考えた方が良いでしょう。

合わせてチェックしておきたいのが労働条件です。
年収アップを目的とした転職を行う以上、今までの職場より業務の幅や責任が増え、仕事が大変になる事も念頭に置いておくべきでしょう。
ただし残業が当たり前になっている職場で、せっかく年収が上がった…と思ったら、実はその大半が残業代だった、という状態もありますので要注意。どの程度の忙しさであればOKなのか、今後のライフイベントとの兼ね合いも踏まえながら一度考えてみるのがオススメです。

また、事務所によっては面接中に、面接官の方が従業員の方の働き方や勤務時間、実際の残業時間などを積極的に教えてくれる所もあります。面接中にこうした話題が出たら、自分と同じ年齢の方はどのような働き方をされているか、あるいは閑散期と繁忙期それぞれで忙しさはどのように異なるのかを質問してみるのもいいでしょう。

転職先で行う業務内容は?

実際に担当する業務も、出来るだけ詳しく把握しておきましょう。

年収が上がる以上、現職で求められている業務内容より難しい仕事を行う事を想定すべきでしょう。「現職より残業は少ないのにお給料は高い」という場合、顧客からいただく1件1件の顧問料が高い、つまり高い料金を頂けるほど難しい内容である可能性が高いです。
チャレンジ出来るくらいの難易度であればよいのですが、今までとまったく難易度が違う場合、結局残業しないと付いていけないということもあり得ます。

転職の目的が「残業が増えてもとにかく年収を増やしたい」というものなら、それでも良いかもしれません。ですが、「年収もだけれど働き方を改善したい」という希望がある場合は、給与と残業時間のバランスをしっかり見ることも大切です。仕事がないのにお金が入ってくることはあり得ません。
担当する顧客の業種や規模感や件数、業務内容は分業なのか担当制なのか、休みが必要になった時は誰が対応してくれるのか等、実際に働いた時をイメージして、具体的な質問をしておくようにしましょう。

年収が上がりやすい評価制度、環境なのか?

最後にチェックしておきたいのが事務所の評価制度と就業環境です。

応募先の面接に進む機会があれば、その際に評価制度がどうなっているのか、キャリアアップ毎に年収アップの機会があるかも聞いておきましょう。給料によって転職先を決めたいのであれば、初年度から提示される金額に加え、今後の年収の伸びをチェックする事も考えておいた方がいいですね。

仮に初年度の年収が低い、ダウンした場合でも、評価制度が整っている、年収が上がりやすい環境であれば、すぐに取り戻せる可能性があります。出産や介護などのライフイベントによりキャリアが中断、評価が下がる事が心配な場合も、面接などで質問してみるのがオススメです。

転職先の事務所の社風や所長の人柄が自分に合いそうかについても、面接時に必ずチェックしておきましょう。
年収アップが実現できた、労働時間も良さそうだし担当業務や評価基準も分かりやすい…となったとしても、実際に一緒に働く方との相性が悪ければ働く上でとても大変です。

面接時には、所長や担当者とお話する中で「この人たちと一緒に働いても大丈夫かな?」という事を考える必要があります。
実際に、職員の方の働く姿や現場の雰囲気を見せていただくよう、内定が出たタイミングなどでお願いするのもいいですね。そしてもしも違和感を感じたら要注意。仮にお給料が高いとしても、その事務所で自分が充実して働いている姿がイメージ出来なければ転職を断念する、もしくは他の事務所の選考を進める事を考えられた方がいいかもしれません。

まとめ

年収アップを前提とした転職の場合、確かに提示されるお給料の額は大事なのですが、それ以外にも労働条件や評価制度、業務内容、そして事務所の社風や所長の人柄などをチェックする事も大切です。いくら多くのお金をもらえたとしても働き方や人間関係に対する悩みが出来るのは避けたいですよね。
これら全ての条件を兼ね揃えた求人を探すのは難しいかもしれませんが、こうした点を事前に考えておき、何が自分にとって最優先なのかを決めておく事は、転職活動で失敗しない為にとても大切です。

最優先事項や理想を考えるには、色んな求人を見比べてみることで、少しずつイメージが湧いてきます。ぜひ、アカナビの求人も参考にしてみてくださいね!

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